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裏ケロ

日記とかつぶやきとかこだわり話とか~

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2025/06/18(Wed)02:19

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あの頃のキミと(3)

2021/03/06(Sat)20:03

こんにちは。なんか春めいてきてるよね。花粉もさることながら。
春だからなのかちょっとセンチメンタル・・・な気がする。
情動が鈍化して
じぶんでもどう感じてるかわからない風になったと思ってたけど、
なんとなーく、欲してるのかも。感動したい、みたいな。
風景を見て心が洗われるとかみたいに突き動かされるのをさ。
なんかね、白石一文の小説だったと思うんだけど、
病んだ心は昔のじぶんに治してもらうしかないんだよっていうのがあって、
昔のじぶんがすきだった音楽をただ聴くのがいいの、ていう。
それを思い出して、中学の頃すきだった谷村新司とか聴いてみたりしたり。
センチメンタルになっているんじゃなくて、
むかしの音楽を聴くからというか谷村新司なんか聴くからセンチメンタルになってるだけかもなぁ。
なんだろうな~このまま年取って終わるのかな、みたいなことを意識しだして・・
あと何年かな、みたいな。
でも筋トレはいいかもしれない。確かにいわれてるように、自信というか自尊心が
ちょっと芽生えてきてる。そんなハードなのやってはいないんだけど、
やってるんだ!ていう意識は前向きになれる。
もう年だから健康でいるために必要だから、と始めたけど、
案外・・・前よりケツがいい感じかも、とかね、なると
外歩いてても昔のじぶんよりはいいケツなのよ、て気持ちで歩けるの。
最近はいっそ腹筋も割っちゃう?なんて欲がでたり。
ふふ。小説あげにきたのに語っちゃってるぅ~

ではではつづきでぇす




拍手[3回]

「あっあっどうしよどうしよ」
「どうしたの?」
「あっあっあっやっあっ、いい、あっいいっどうしよ」
「そのまま感じてなさいよ」
「あああ~いいの~俺ぇ~どうしたらいいの~?」
「ふふ。だから好きなように味わったらいいって」
「あああ~でもぉ~俺ぇ~
 しょうちゃんのチンコがもう欲しいかも~~~~~」
「それはさすがに早くない?」
「いやっ!俺はもう欲しい!しょうちゃん、はやくっ!くれっ!ほらっ
 も、それはもういいからはやくっ!」
かも~なんて言ってたのが嘘みたいに、
決まり!てなった彼は腰をすばやく引いて俺の指を放り出す。
俺が、えっ?て所在なく残された指のままに固まっているのをよそに、
彼は忙しい忙しいと言わんばかりに、振り返り、俺の股間をチェックする。
俺はまぁ、セクシーとはほど遠く、わあわあ喚いている智君と向き合っていたわけだから
それほど万全というわけではなくて
えっ?て驚く智君。
俺がすぐ欲しいつってんのに翔君まだなわけ?
て風に。ふふ。俺すごくない?
13年前の彼ならそう言いそうってことがこんなにわかるなんてさ。
むむむ
と眉間に皺を寄せるキミ。
きっと俺を奮い立たせるのに最も早い方法を考えているんだろう。
俺も、どうしましょう、て感じで
愚息を握り彼を見る。
「・・・わかった。しょーちゃん俺が舐めるから
 そこ」
ソファを顎で指してそこに寝ろと。
俺は、はぁ、わかりましたともぞもぞソファに移動していく。
「なぁ翔君さ、聞くけど、ちゃんと勃つには勃つん、だよな?」
「まあ、そこは大丈夫
 智君が・・・その、してくれればわりとすぐに」
「わかった」
やはり心配はそこかー
え~俺どうだったんだろ
13年前はいつでもどうぞ、といわんばかりだったんだろうか
ちょっと自分のことはさすがにわかんねぇぞ
こんなひととつきあってこれたわけだからそれなりに対応できたんだろうけど
でも、今の智君の驚き方からすると、俺いつでもオーライ君だったんだろうな。
俺がくすりと内心笑っている最中、
俺が寝転がったらすぐに、智君は俺に覆い被さる。えーと、口が。
俺はソファに横になり、
彼は床に座り込み、俺の太ももと腹に手を置いて身を乗り出して、はむっと。
・・・さすがに・・・・かわいい。
俺は自分自身にびっくりしてる。
あまりにもときめいてることに。
やっぱアンタ、俺ならなんだっていんだな
て今のあなたにつっこまれそう。
かわいいと思う気持ちと、この景色
俺のムスコはそれに呼応してむくむくきてる。
13年前、27歳のキミはその行為に不慣れな
はずはなく、それは巧い具合にちゅるちゅる吸ってくる。
まるでマジックのように、
智君の口から出てくるたびに長さが変わってる。
小さな口いっぱいいっぱいに一生懸命な風でそれをする姿は
とても愛らしくて俺は彼の髪を撫でる。
ちゅぽんと口から離し、
「やっぱしょうちゃんだな、これは。まちがいなく」
と笑顔で感想を漏らす。唇をてらってらに濡らして。
「はぁ、どうも」
と言うしか、ない。・・・もしかして味?
達成感なのかご満悦の表情の智君は、
じゃあもういんだな?
てな具合で立ち上がる。
「あ、俺ね・・・やっぱしょうちゃんのカオ見てしたいんだけど。
 だから、そうゆうやつで、しよ?
 ベッド?ココ?」
「あー、じゃ、ベッド、行きますか」
うなずくキミと、ボトルを手にして移動。
寝室は智君が使っていましたといわんばかりに
布団がぐちゃぐちゃで。
サイドテーブルには吸い殻が山になった灰皿。
あらまぁと思う俺をベッドに引っ張り込む智君。
智君はごろんと横になり、俺に目でほら、と示す。
俺は繊細なムスコを握り、
智君が脚を開いて待つそこへと向かう。
俺が言うのもなんだけど、
わき毛ぼーぼーの智君が、
肘を突いた仰向けでそれをはみ出して、
にっこり微笑んでいる。
そんな笑顔でいるものの、
若いからなのか内心興奮しまくってんのかしらないけど
そそりたたせて俺を待っている。
凶暴なんだよなぁ。カオはかわいいのに。
俺がすぐそばまで来ると、
智君は枕を引っ張って、ケツの下に敷く。
俺は彼の膝小僧に手をやり、あてがう。
彼はその手の上に彼の手を乗せてくるから
俺は指の間を開いて、手と手を握り合う。
・・・ったものの、
手なしでできんのかな、と思ってる。
ほぐしといてよかった、けど、あれで十分か?
俺は彼の手ごとその膝を押して、もう少し脚をたたませる。
角度はちょうどいいはずなんだ。
なんてったってその枕はね、このための、智君にぴったりのものなんだから。
長年のつきあいでたどりついたもののひとつだよ。
俺にも十分で、キミにとっても
腰を反らしすぎて腰に負担をかけるってこと、ないでしょう?
コレを持って、元の世界に戻るって言い出しかねないくらいじゃないの?
きゅっとして待ってるそこへあらためて置く。
やっぱり、入るはずがないと思い、
片手を抜いて、握った状態で押し入れる。
ああ・・・
感動のタイミング。
血が一点に集約する。
やわらかくへこむソコ。
わき毛がそうであるように、
当然のように股間の毛もぼーぼーなあなた。
でも穴のまわりには、なくて。
きゅぅと閉まってるソコが丸見えなの。
ココが今から俺をのみ込んでいくんだ、という思いが、
俺を興奮させる。
俺はソコと智君の顔を交互に見てる。
智君はじっと、
上唇をツンと持ち上げて、口が半開きになってる智君独特の形で、
不安そうな、でもちょっと期待もしてるカオで俺を見てる。
ぐっと、少し押してみる。
「んっ」
その押された力でのけぞるようにして、眉根に皺を寄せ、
高い声をあげる。
「痛いの?・・・・もう一度、慣らそうよ」
「・・・待って。・・・もちょっとやってみて」
「そう?・・・いつでも言ってよ」
「ん」
俺はまた少し、押す。
ローションは十分だろうかと、
その潤いを俺自身にもまとわりつかせるようにして。
智君は欲しいとなったら欲しいひとだけど、
痛いのは絶対に嫌なひとでもあるから
ちゃんとよく見てあげなきゃね。
「あっ待って!待って!・・・・・う・・・」
「ど?」
「ん・・・・しょーちゃん、ちゃんと待ってくれんだね」
「それはそうよ。
 智君を痛くしないのが一番じゃない?
 ね、もうちょっとローション足すから」
「ウン」
智君は借りてきた猫のようにおとなしく、
俺にすべておまかせの体勢でじっとしてる。
智君は胸の上に両手を組んで、
ただ、痛くないか、息をちゃんとできているかに集中してる。
俺も、27歳のこのときの智君はよくしゃべるから楽で、
がまんしないで痛いかもだのいけそうだの言ってくれるのを聞いてれば、
あとは力が入りすぎてないかくらいのチェックだけでいい。
なので、そのぶん智君の愛らしいカオをじっくり見ていられた。
「はぁ~~~入ったぁ~~~~
 俺ぇちょっとナメてたかも、しょーちゃんのチンコ」
「ああ」
「やっぱしょーちゃんはしょーちゃんなんだな」
「ははっ」
互いに、
俺はついこの間までしてた智君との違いを、
智君もついこの間までしてた26になってるかどうかの俺との違いを
ハッキリ感じてる。
「なんかやっぱ、しょーちゃん大人なんだね
 すごい待ってくれんじゃん
 なんか感動もんなんだけど」
「そりゃなにより」
「大人ってのもそう悪いことばっかじゃないんだね」
「そうでしょ」
なんか、若い智君はなんていうのかガラスのような、
でもって今の智君はゴムの木みたいな、・・・いやうまいたとえじゃないな。
使い込んでいろんなものが染みこんだ絵筆とか?・・・うーん
なんていうのか、ほら、俺はそんな詳しくねぇけど、
ワインとかさ、若いのも熟成したのもそれぞれの良さってあるらしいじゃない?
そういう、どっちもそれぞれに魅力的なんだよな。
そして過ぎ去ったはずのものが今、目の前にあるっていう、ね。
普通、あの頃をもう一度、なんてどだい無理な話なわけだけど
叶っちゃってるっていう摩訶不思議な状況。
「しょーちゃん」
「ん?動いて欲しくなった?」
「それもあるかもだけど
 キスして?俺、しょーちゃんとキス、したい」
「オーケー」
やっぱ年下相手だからさ、なんとなく格好つけちゃってんの。
にーさん相手だったら、合点承知の助、て言うところなんだけど。
同年代との差ってとこだよね。
格好つけるってのと他に、俺のお兄さん意識を触発されて
もちろん俺の一方的な性欲をぶつけるなんて絶対しない自信あるし、
若い智君をとにかく安心させたり、優しくしたりしてやろうと
そういう思いがせりあがってくるんだよねぇ。
だから折り曲げた智君の脚を開かせて体を近づけ、そっとキスをする。
唇を離し、智君の目を見て、もっとと目が言ってるからまた。
智君は唇が乾燥するのが嫌いなひとだから、
あまり唇を舐めたり出来ないからその分ー
唇の内側、歯との隙間を
口の中を
舌どうしを
ゆっくりなぞる。
ぷすぷす、ふがふが
智君の鼻が鳴って、
ああ、この頃にはもう、そんなだったんだな
てね、ちょっと苦笑する。それと、やっぱり智君なんだな、なんて。
きっと智君もいつもの、25だか26の俺との違いを感じると同時に、
変わっていないところを見つけてほっとしてるんだろう。
智君が俺の胸を手で押すので離れる。
「しょーちゃん」
ナカはビクビクしてたからキスもよかったんだろうと思う。
「しょーちゃん、すごい、なんか、いんだけど。
 俺としちゃ、いつまでーもしときたいくらいなんだけど」
「うん?」
「脚がさ・・・・脚?股関節、かな
 ちょっとキツくて」
「ああ、そりゃ気付かずにごめんごめん」
俺が智君と顔をつきあわせてるとイコール距離が近いわけで
そうすると智君は脚を開いた状態で俺に圧迫されてキツい、と。
俺は謝りながら離れて、智君の股関節を撫でてやる。
「なぁんかさぁ
 こーゆーセックス、てあんだね」
「えー?どういうの?」
「おだやかーつぅか
 けどちゃんときもちいいの。
 しょーちゃん、そういう風になってったんだな」
「あー・・・かも
 なんか、やっぱ心が満たされるってのが大事っていうのかなぁ」
「へー
 心って・・・性欲が満たされるのとはちがうの?」
「ちがう意味で。
 やっぱさ、心が穏やかになれるとか、キツかったのがゆるむとか
 そういうのがね、大事になってきたんだよ」
「へー
 んじゃ、動いたりもしないの?じゃあ
 そしたらどうやってイくの?」
「ふふっ
 そりゃ動きもするよ
 イくにはやっぱそれはしないとさすがに、ね
 でもイかなくっても、よかったりすんだよな」
「ええっ?マジ?・・・・わかんねぇわ、俺」
あまりにも、心底驚いたようで、ナカがきゅっとなった。
「おっさんのセックス、てそうなんだ」
「いや、ひとそれぞれじゃない?それは。
 俺とにーさん、つまりあなたの先輩はそういうタイプだったってだけでさ」
「ふぅん
 俺も変わるもんだね」
「そうだね
 やっぱ、仕事がめまぐるしいまでに忙しい風に変わったからね
 そこが大きかったと思うよ」
「ふぅん
 ・・・・わかったけど、俺はもう動いて欲しいかも」
「はいはい
 でも股関節はどうなの?体勢変える?」
「あっそっか
 じゃバックにしようよ」
「もうすぐイけるやつにすんのね?」
「うん~刺激が欲しい」
「りょーかい」
ほんとに、今の俺らと違って、即物的だな。
若者のセックスってそうかも。
いつももてあましてる性欲。欲しいのは強い刺激。
ゆっくりいつまでも抱き合っていたいなんて
そういや若い頃にはなかったかもしれないな。
イッた後の賢者タイムにならないかぎり、ただ抱き合うなんてしなかったかもな。
それにやっぱり仕事がセックスのモードを決めてんだろな。
2007年頃て言ったら、トップになってやろうぜ!みたいなさ
バラエティもがんばってゴールデンに進出したい!て思ってたりさ、
そういう勢い感なのかも。
智君がそういう勢いがあったとは思わないけど、
ダンスに歌に力を入れていたとは思うんだよね。
今の俺らの、なんとしてでも全てをなげうってでも愛を伝えよう
みたいなね・・・やっぱり種類がちがうじゃない。
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