こんにちは。元気でいますか?
もう1年もがんばったんだけど、まだかかりそうだね。
なんかね、アラフェスかな、カレー作りのコーナーがあったでしょ?
あれの印象がとにかく強くて。
あれが彼の素なんだろうな、て。
服装のせいでよけいに強烈に感じるのかもしれないけど。
まぁ、そういうわけで、小説でもそんな雰囲気を今の彼にはもたせている。
完結です!長くかかったような気がする。
そのわりに雑なんだけどねぇ~
誰がしゃべってんのかわかりづらかったと思う。ほんと。
おつきあいいただきありがとうございました!
つづきです。
↓
[5回]
「ねぇ、智君が下になって彼が頭、逆向きに上によつんばいになってさ」
「しっくすないん?」
「そう。
その体勢でやるってどう?」
「翔ちゃんは?」
「俺はあなたのを同じようにする
そうしたら彼にも見れるから・・・気分があがるんじゃないかな」
「どうだろ?
いまのままでもいい気がするけど
おまえはどうなの?」
「してみたらいいとおもう」
「そうだよ
智君だってただ彼にするより
イメージしやすいんじゃない?
って俺があなたに触りたいだけなんだけど」
「・・・・そだね
そのほうがいいかもしんないね」
それで、大野さんが俺の提案を受けてくれたみたいで
彼から指を抜いたから、
ほら、脱いでとまたオススメしてみる。
大野さんは、え、ぜんぶか?て俺を見るから、うなずき返す。
ほうら、大野さんが全部脱いでくれたからこれで
3人とも全裸。こうでなくちゃね。
彼も、未来のじぶんのカラダに興味津々のようで
大野さんが脱いでるそばからじっと大野さんのカラダを見てた。
おなじようで違う。顔もカラダも。
単に年齢のせいの分だけじゃなく、重ねてきた生き方が出てるでしょう?
かっこいい、とか色気があるとか、感じてるんじゃない?
なぜか俺が誇らしい気持ち。
そして俺が進言した夢の構図になった。
大野さんが上向きに寝転び、若い彼がシックスナインで大野さんの上に。
そして大野さんのケツ側に俺がスタンバイ。
すなわち彼には俺がすることを間近で見ていることができる。
彼は大野さんに刺激をもらいつつ、
まるで俺が刺激してるような気分にもなるってわけ。たぶんだけど。
そして、彼が俺たちを凝視してるのを感じながら、
きっと若い智君はたまらない、て表情をするはずだから
それも堪能しながら。ケツを弄ってるとき、こんなカオするんだな、て
俺は知ることができて一石二鳥どころじゃない。
ひとつの石で二羽の鳥が手に入るどころか
一本の指でふたりの大野が釣れるんだからね。
ほら、もう彼はうるんだ目をしてる。口を開いて、いまにも唾液を垂らしそう。
「今回もさ、じぶんでケツを片手でひらいてみ?」
「あ、そっか」
「うん、そのほうが感じれると思う
っていうか、そうなるようにいろいろ引っ張ってみ?」
「わかった」
答える彼は、赤いカオして、もう吐息混じりの声。
大野さんはまだまだだけど。ていうかまだ俺は指を入れてないんだ。
ローションを念入りに指全体に絡ませてるところだから。
「あっけどあなたはケツでイかないでよ?
ややこしくなっちゃうから」
「あ、そっか」
「前だけにする?
ゆるゆるなら大丈夫かな」
「うん。そのへんはてきとうでいいよ」
「りょーかい」
危なかった。これで大野さんがケツでイったりしたら
またあっちに・・・ふたりしてあっちにとかってなるかもしれなかった。
・・・ほんとややこしい。
俺は濡らした手でまずはゆるゆると大野さんのペニスを触る。
俺とキスはしてたものの、勃起するほどじゃなかったみたいだし。
「あ、あなたもローションいる?」
「あ、そうだな、ちょっとちょうだい」
「手、出して」
指に垂らすというのは難しかったので
ボトルを渡した。
兄さんと俺とは長いつきあいだから、
俺がローションを垂らさずボトルを渡してもすんなりいく。
そんなことが、俺をうれしくさせる。
俺のすることを逐一見ている彼と、
目が合えばキスをする。
俺はなつかしい大野さんのケツの感触を感じてる。
一緒なんだけど、一緒じゃない。
俺は愛おしく大野さんの膝下を撫でる。
時には足の甲も指も。足首も。
ほら、こんなに愛おしい。
そう思って今度は首を前に伸ばし彼にキスをする。
唇から溢れた唾液を舐め取ってやる。
大野さんが巧くやっているようで
彼は眉間に深い皺を寄せて、快楽に震えてる。
俺とのキスの合間に、短く、アッアッと漏らす。
ねぇ、あなたは?あなたもそんな声出してよ。
俺は指であなたのナカを刺激する。
「あ、しょーちゃん、そんな、したら
もちょっとゆるくして」
「そう?」
大野さんも苦しげな声をあげる。
ふたりして喉が絞められてるみたいなそんな声が
俺の目の前と彼の向こうからしてる。
「ああ、しょーちゃん、すごい
チンコ・・・固くなってんね
どうすんの?どっちとすんの?」
「ふふ。どうしようか」
彼の興奮の度合いを示すように、
“翔君”から“しょーちゃん”に変わった。
大野さんも、仕事しつつちゃんと
俺の指を感じてくれてる。
もしかしたらもう、そんなに“仕事”じゃなく、
今じぶんが感じてるのを再現するように彼にしているのかも。
あなたのナカが俺の指を抱きしめている。
ああ、ほんとうに帰ってきてくれたんだね。
ああ、ほんとうに、よかった。
もっと、俺を感じて
というメッセージをこめて
俺は指を抜いて、大野さんの脚をちょっと引っ張り
ペニスを押しつける。
まだ挿れはしないけど。ねぇ、俺を感じるでしょう?
俺が欲しくならない?
アッとハッの間くらいの短い吐息があなたから発せられる。
この熱い思いを伝えるように、
目の前の若い智君に舌をねじこむ。
腰を使いながら。
彼は口で息が出来なくて、鼻をふがふがする。
もっとだよ
ほら、上手にやってごらん?俺に舌を絡ませて。
巧くできたね、といわんばかりに
彼の乳首をきゅっとつねる。
それから大野さんのペニスをきゅっと握る。
溢れさせてもいいんだよ
「あぁ・・・それって・・俺、だよね
俺のケツを・・・しょーちゃんが、してる」
彼がたまらなさを滲ませた声を出す。
「そうだよ、キミのだよ
ほら、もっと感じてごらん?
集中して
俺の指が、キミのナカを這ってる」
「ああ・・・や、だぁ・・やぁだぁ」
「なにがヤ、なの?」
「ああ・・・俺ぇ・・・イきたいぃ」
「まだだ、がまんしろ」
「あああ・・・・もぅ、もう」
「近いの?ねぇ、もう近い?」
「あ、あ、あ・・・ちかいよ、ちかい
ああ、しょーちゃん・・・しょーちゃん・・・しょーちゃん」
俺はその声に興奮しながら小刻みに大野さんのナカで指を動かす
あなたのカオが見れないけど通じ合ってる
すごく一体感を感じる
俺は喉を鳴らし、あなたの脚をさする
俺たちはとんでもなく濃厚な空気をまとってる
指先一本で繋がってるだけなのに
まるでセックスの最中のようなこの感覚
視線すら絡ませることなく、こんなに俺たちは繋がってる。
ふっと空気が変わったと感じた
それであの子の声がしないこと
それから
目のまえから彼が消えたことを視覚で知った
「あ」
「行っちゃったね」
「イけたんだ」
「みたいだね」
こんな風に突然・・・・あなたもそうだったんだね
「でもあなたびっくりしたんじゃない?
戻ってきて、彼がいて、さ」
「うん。そりゃね
戻ってきたな・・・てなって
どんくらいこっちの時間が経ってるかわかんなかったから
翔君、心配してんじゃねぇかな、て」
「ああ、まず心配してくれたんだ
うれしいよ
あーけどタイミング最悪だったかも
あんなときに来るなんて」
「けど俺、たいして驚きゃーしなかったろ?」
「たしかに」
「あ、もしかしてそういうこと?
てすぐわかったからね」
「さすがです」
「でも何であの時代のあなたと入れ替わり・・・・あ、
もしかして彼もその時」
「たぶんね
けど
戻るときは同時でなくてもよかったんだね」
「確かに。
そのへんはゆるい設定なのかもね」
「けどさぁ
今後俺、気をつけないと
ばんばん俺行ったり来たりしちゃう羽目になるかもしれない」
「そんな・・・・頻繁に」
「いや、実際はね
そんなしょっちゅう起こることはないと思う
だいたいさ
そこまでいくことってなかなかないわけ」
「達人のあなたでも」
「うん。
そこまで極めてはなくって」
「へ~~~~~~
まぁ、よかったけど。頻繁に起こることじゃなくて。
それになによりちゃんと帰ってこれて」
「うん」
「俺ね、ほとんどパニック状態だったんだよ
こんなに打ちひしがれるっていうか
こんな喪失感なんて初めてで。
俺、全く・・・全く思ってもみないことでさ
その、あなたと二度と会えなくなるとか
ありえないことなのよ」
「するこたぁちゃんとしてたくせに」
「あ、それを言われちゃなんだけど
でも人は悲しいときもするものかもしれないな」
「あー映画とかでもあるよね
なんでそんな大変なとき、やっちゃうんだ?
て思ってたけど、
にんげんそんなもんなのか」
「それこそ本能なのかもね」
「うん」
「あ・・・でも同時にっていうのが条件だとすると
どの時代、たとえば未来とかに行くこともあるかもなんだ」
「そうかもしんないね」
「・・・怖いね
なんか、セーブしながらするってのも、ちょっと、ね」
「うん
チンコでイくのと違ってさ
必ず起こることでもないしさ・・・・わかんないんだよね」
「でも戻り方はもうわかってるわけだから
その、相手の方もその説が正しいならだけど、
経験者になるわけだから・・・可能ではあるだろうね」
「そだね
だから案外と・・・・意外にもっと年食った俺とのほうが
入れ替わる可能性が高いかも」
「え、まさか
もっと達人になってるだろうっていう意味で?」
「そう。
まだだって俺、確実にケツでイけるようにはなってないけど
いずれできるようになる気がするし」
「・・・・なるほど」
「だから、じーちゃんの俺とかかもしんない
イけるのかどうかはしんないけど
でもチンコでイくよりもっと
年食ってもできるのかもしんないじゃんか」
「あー・・・なるほど」
「もしね?
じーちゃんな俺が来たとするやんか
したら
しょーちゃんはたぶん相手にしなくてもいんだよ
うまいこと、
しょーちゃんが説明するか
もしかしたらもう、未来の俺は入れ替わること知ってたりして
あ、飛んだか、じゃ、ちょっとオナって戻るか
みたいに、簡単に帰ってくかも」
「へー・・・・
あ、あなた今回の記憶だけじゃなくて
過去に飛んだ記憶が残ってたり、てするわけ?」
「ぼんやりだけどね
なんて言ったらいいのか・・
どこに飛んだとこで
しょーちゃんはとにかく、俺のそばにはいんだな
て確信があるから。
たぶんそれってこれのせいなんだと思う」
「そっか・・・
とにかくさ」
「うん」
「・・・・・おかえり」
「うん」
(妄想:あの頃のキミと おわり~)
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無題
2021/05/20(Thu)05:55
何年ぶりかでお久しぶりなんですが覚えてますか?
覚えてないですよねw
ふと思い出して検索からサイトに辿り着いたら今も更新してて嬉しいです
あの頃書いていた剣道部智くんが今でもオカズですw
No.1|by さと|
URL|Mail|Edit覚えてるよ~
2021/05/24(Mon)01:44
剣道なつかしい~