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裏ケロ

日記とかつぶやきとかこだわり話とか~

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2025/06/18(Wed)08:44

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タイトル未定

2014/12/30(Tue)00:22

今日は唇がいっぱいついたブルーレイがウチに届いたんで
とりあえずソロだけ2回観た

なので,とりあえずチャレンジしてみることにした


拍手[13回]




(妄想:タイトルはあとで考える


いつものようにかわいい大野がぶりぶりかわいさ振りまきまくって収録を終えた
で,今日は時間に少し余裕があったのか,
いや,なくてもないなりの可能な限りに
いつものように礼儀正しく我々にまで挨拶して次の仕事に散って行く

大野は次に仕事が入ってなかったのか俺のところに近づいてきた
前に何度か
初めての時は他にも局の人間と一緒だったが
飲んだことがあって,結構話が合うことがわかりあってる
だから今日も
この後オフで飲もうよ~て誘いに来たんだと俺は思った

案の定,大野が俺のほんの目と鼻の先まで近づいてきて
挨拶んときと同じ笑顔で,
「ねぇ,この後空いてんの?」
て聞いてきたから空いてると答えた

「じゃさ,また飲も?」
これまたいつものように俺の身につけてる仕事道具に
興味津々風で触りながら誘ってきたから
俺は仕事を片付け,大野が先に行ってるからぁ~
て指定されてた店に行った

「ねぇ~一緒,飲むの,久々だよね?いつぶり?
 結構,まじで久しぶりじゃない?
 俺,いつだったかわかんないかも」

大野は案外よくしゃべる。収録や打ち合わせの時と違って
俺らとこういう場にいるとき,
お行儀のよいマネキンみたいじゃなく
俺らの職場仲間の中にじゃれついて仕事を邪魔する
タレントのペットみたいに

よく飲むしよくしゃべるしよく笑う
カメラを向けられてる時よりも派手に笑う
食い物を箸でつまむ様子も
口にものを入れてもごもご租借するのは同じだけれど

話が合うことが互いにわかってからは
二人で飲むことのほうが多くなった
俺のそばに他の人間がいたり
俺がすでに約束をしてて,後から大野がそこに滑り込む時以外は
二人で飲む関係になってた

何度か飲んだから
俺は違和感が強い。テレビの仕事をしている時の大野に対して。
全く同じ,くだけた,やわらかい,とか,そんな
確かに一緒だと言えなくもないが
何か違う。同じのようで同じじゃない。
よくできた偽物みたいというか,とにかく
やっぱり仕事上のキャラとかなんだな,と理解している
だいたいの男が仕事と家とで全く違うのと同じように

「ね,聞いてるの~?聞いてないんでしょ
 俺わかっちゃうっていっつもいってんのにさ~」

ご機嫌にかわいく言ってるのも
精巧に作られた偽物と同一のようだけど
俺には,同僚が言うようには同じとは感じれない

距離が近すぎるのかもしれない
同僚も一緒に同席するときはテーブル席だけど
二人で飲むときは横に並んで座るから
どうしても酒が進むほど,大野は俺のつねにどこかをいじくりだす

「ねー俺ねーめずらしーことに明日,早くもなくてさ。入り?
 だーかーらーきょーはーゆっくりしよー?つきあえる~?」

確かにめずらしい。ゆっくり,なんてなかった。
明日のことをきちんと常に頭においた状態で酔いつぶれてきてたから
明日を気にしないで飲む姿勢みたいなのは初めてだと思う
とりとめもないくだらない話で
でもタイムリミットを設けてる
実際ケイタイのタイマーが鳴って,大野は帰る。いつもだったら。
ごめんねぇ~また今度!
あ~一緒にもっといてぇのに
とか言って帰る。

「おまえさぁ,まじ,俺の話聞いてくれてんのか?
 実は俺,へこむんだけど
 俺と合う,て思ってんの,俺だけか?」

にらんできた
大野はよくしゃべるが,俺との距離が縮んでいくほどに
ぶりっこぽくない大野のカオがちょいちょい出てくる

ほら,今度は話をするのがめんどうになったのか
口を閉ざしたまま
テーブルに肘をのせてグラスを手にして,どこ見てんのかわからないが
とにかく前を,遠くを見てる風で
カラン
て大野のグラスの氷が音を立てた

大野の指に挟んだタバコから煙が立ちあがる
大野のすぼめた唇から,煙がはき出される
ふー
てはき出すときは少し,あごをあげて
一人酒やってるような顔つきで

違うのは,グラスを持つのもタバコを挟むのも同じ手で
もう一方の手は俺の太ももの上にがっしり乗せてるところか
一人酒のときも何かモノに手を乗せてて
それがスタイルなのかもしれない
が,じっとり乗せてるだけでなくて
時々なでなでしてくるから
ペットでも家にいるのかな,とも思うけれど
大野は俺のに限らず,気になったものは触るから
その辺のところはよくわからない

「あのさ・・・も,出よ,か」

意外に早く切り上げることになった

帽子を被り直すような仕草をしてすたすた店を後にする
じゃあ,と言わず出て行くから俺もついていく
もっとテイストの違うところへ移動,てことだろうと思った

大野が手を上げてタクシーを呼ぶ
ああ,なんだ,やっぱり帰るのか,と俺が少し後ろに突っ立っていたら
タクシーを止めて,乗り込む大野が俺のポケットにのばした指でつまんで
ひっぱりこんだ

どうやらタクシーで移動するらしい

大野は俺がひっぱられる反動で乗り込んでる時に
運転手のほうにも前の席へのへだたりへ身を乗り出して
行き先を告げていたが俺は
自分がシートに座る音だったりのせいでわからなかった

大野はさっさと用事がすんだとばかり
いつもそうやって移動してるのか
帽子で明かりを遮るようにして腕を組んで寝る姿勢を取った
俺はちらとその様子を見て,
まぁ,つけばわかることだから話かけもせず
ケイタイをいじった
そのときケイタイが表示する時間が目に入った

 

車が止まり
大野が支払い,俺を押しだし,同じ開いたドアから大野も降りた
立つ俺の真横に並びくっついてない側の俺の腕と腰に
背中ごしに腕を回し俺を先導する

 


俺はどうやら大野の部屋に招待されてしまった
大野が無言のままだから俺も無言

大野はまず自分の身につけている帽子や鍵なんかを
いつもやってる風に玄関に投げやって
俺のも上着とかむしりとられたものだから
俺は大野に続いて靴を脱いで部屋へあがった

大野は適当としかいいようのない風に
俺の上着をそのへんに投げる

冷蔵庫から缶のビールを取り出し,開けて,ぐい,と飲む
ぐい,と飲むときの大野ののど仏に目が行く
ごくごく,
さっきまで飲んでたくせに喉が渇いてるみたいに飲む
で,
そろそろ半分は飲んだか,というときになって
その缶をぶっきらぼうに俺のほうに手を伸ばす
家主の差し出すビールを俺は客だから受け取り
同じようにぐびぐび飲む
大野も俺が見てたのと同じように飲んでる俺をじっと見る

俺が最後まで飲みきったのを確認して
腕を,指が缶を取るかたちでまた伸びて俺から
缶を握る俺の指に少し被さる形で
缶を握り俺からうばってキッチンに置きに行った

また冷蔵庫からもう一缶出す
また開けて
のど仏が上下して
俺に渡される

俺が受け取ったら,
俺が飲む前に,受け取った腕に手を乗せて
いつのまにか間合いをつめていた大野が俺にキスをした




...........to be continued,

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No.350|小説Comment(1)Trackback

Comment

無題

2014/12/30(Tue)03:47

こんばんはケロさん。
新作!待ってました。

口を閉ざす大野にヤラレ、缶ビールを飲む大野にグッとなってしまった。

寒いし、風邪ひかないように栄養と水分を!

そして、良い年を!!

No.1|by naoni|URLMailEdit

前回のコメもらいから1年経つのかぁ

2015/01/01(Thu)21:39

寒いよねーびっくりした午後すごい雪降って。今,過食モードというのか冬眠準備というのかバク食いしてるから,食べるたんびに腹だけがさーぼこ,て出ててさ,あまりにもそして硬い。どんだけつめこんでんねん,みたいな。
書いてはみたけれど,なーんの先も浮かんでおらず,寝るときどうすべなーとこう,ちゅーしたところを思い浮かべるのだけど・・・うーん,て思ってるうちに寝ちゃってます~えへへ~やべ~ぜ~
良い年にしようなっ!!!
Comment Thanks★

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