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2025/06/20(Fri)09:14
日記とかつぶやきとかこだわり話とか~
2025/06/20(Fri)09:14
2016/05/15(Sun)14:28
どもどもー
暑いっすねー
元気ですかーっ!
「・・・絞りたて生?・・・なにこれ,こえーな」
「そのまんまだよ。今朝採れたての,朝イチのヤツ
飲んでくんねーかな」
「って,しょーくんの,・・・てこと?」
「そう」
「え~~~~~~?瓶詰めする?フツー,えー?まじかー?」
「そう,俺は智っさんに飲んで欲しい」
「これさぁ・・・超新鮮じゃないと超むずいよねー
なんか,イチゴオーレとか混ぜたりしたらだめ?
おいら自信ない」
「いや・・・できることならば
色的に俺のものだ,とわかる状態のソレを
あなたに今,飲んで欲しい」
「うー・・・昨日結局俺,なんもしてあげらんなかったしなー
うーまじかーうーまじかぁ~
・・・・しょーくん,飲むから。飲むから。
ガムとかフリスクとか飲みもんとかある?
後口がさ,やっぱきちいし。」
「フリスクあるある!飲んでくれるの?!」
「しょーくんの誕生日のためだから,しょーがねーべ」
智さんは瓶をこわごわ振り振りして
ゆっくり蓋を開け
鼻を近づける
あーやっぱ眉間に皺,寄るよね・・
我ながら酷なことさせるよね
ごめん智さん
でも,どうしても満足感が欲しかったんだ
「ぅ”・・・う”・・・・うごっ・・・・う”ーっ!!!!
くれっ!ふりすく!はやくっ!」
俺は涙が出そうなほどうれしかった
思わずぎゅーと智さんを抱きしめた
「ありがとう!ありがとう智っさん!ありがとう!!」
「んなんいーからはやく!はやくよこせって!!!!!!」
俺はにまにまが止まらない状態でポケットからフリスクを取り出して
智さんに容器ごと渡した
智さんは,こぼれ出てきた3粒をまとめに口の中にほうりこんだ
「あー俺,そうとうがんばったんだぜぇ?わかる?
っていうか,しょうくん出来んの?
これできるひとって俺くらいしかいないかもしんないよ?」
「わかってる。智さんでも無理だろうっていうくらい無理なことを
お願いしたと思ってる
それを・・・受け入れてくれて本当に本当にうれしいよ,ありがとう智さん」
「うん。もーさーこれからこういう事態になったときは
トイレとかでその場で出してその場で飲ませてね
瓶詰めってのはいくら朝のだっていわれても,きついから」
なんといううれしい言葉
俺はこのうえない幸せにいたのに,それ以上に素敵な言葉を!!!
溜まったりしたら受け止めてくれたりするってことだよね
俺・・・最高のプレゼントもらったな
「ありがとう,智さん」
「いやいや,お誕生日おめでとう,しょーくん,おくれたけど」
「はは」
(タイトル:翔ちゃんの誕生日2016 おわり~)
No.390|小説|Comment(0)|Trackback