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2025/06/18(Wed)14:05
日記とかつぶやきとかこだわり話とか~
2025/06/18(Wed)14:05
2020/08/22(Sat)15:42
こんにちは~~~~~
暑い~~~~~
けど、ちょっと日が傾いたよね
午後からの暑さがマシだ~
なんかね、苦戦した。
全く新しく話を作るとしたらもう、
天女の羽衣とかと同じ感じになるんだよね。
だからなぁ・・・と
小説の流れを使うとしたら
いくら原作の著作権はもう切れてるっつっても
訳の著作権はあるし、
そうゆうので、ああでもないこうでもない、と
時間がかかりました。
やっぱ、名作なだけあって完成度が高いんだよね。
そのまんまでもう最高に魅力のあるものだから
・・・苦戦しました。
とりあえず最後の部分を書きたかったので、
載せようかどうか悩みましたが載せることにします。
楽しんでもらえたらうれしいです。
↓
本文では星の王子に、王子さまという呼称を使いませんでした。
ピンとこないし、だからといって俺のエイリアンというのもなんだし
はたまた俺の宇宙人というのもなんなので、いっそKAREにしようかとも思ったけど。。。
(星の王子さま 編)
その時俺は砂漠のまっただ中にいた。
ひとが住む家からは遠く遠く離れた、
ひとなんかだれも通らないようなところだった。
飛行機が故障して、不時着したから。
飲み水が一週間分しかないなかで、
自分ひとりでエンジンの故障をなんとかしなくてはならなかった。
俺がどんだけ死と直面してる状況にあったか想像してほしい。
「すみません、ヒツジの絵を描いて」
「は?・・・え、なに?」
「ヒツジの絵を描いて」
俺はビックリした。こんなひとっこひとりいないとこで、
飢えてるようでも迷子になったようでもなく、
暑そうでもなくしっかり服を着て、
それで怖がるようでも死にそうでもなく飄々とした少年がそこにいたから、
俺は夢でも見てるんじゃないかと思って
それかもう死んじまったのかと思って
キョロキョロあたりを見回した。
「え、キミ、なんでこんなとこにいるの?」
俺はそう聞いたけど、それには何も答えないでただ、
「ヒツジの絵を描いて」
と繰り返すだけだった。
俺はそんな、こんな場所になにもかも不釣り合いな状況に
頭がおかしくなったような気がしたけれど、
でもこの子は俺が描くまでとにかくそれを繰り返し続けるって
わかったからとにかく描いてやることにした。
「だめじゃん。そのヒツジ、はなから病気みたいなんだもん。
別なの描いて」
それで俺はまた描いた。
すると彼は笑って、
「わかるよね?これは普通のヒツジじゃなくて雄ヒツジ。
角あるし」
それでもう一度描いた。けどやっぱり受け取ってもらえない。
「このヒツジ、年取りすぎ。
ぼくはちゃんと長生きするやつが欲しいんだって」
俺はでもがまんの限界がきた。
だって俺はすぐにでもエンジンの分解を始めないと命に関わることだから。
だからもう、箱の絵だけ描いて彼に渡した。
「これはね、ヒツジの箱。
キミのヒツジはこの中にいる」
そしたらビックリすることに彼はにこりと微笑んだ。
「これこれ。ぼくが欲しいのはこんななの。
ねぇ、このヒツジ、たくさん草、食べちゃうかな?」
「どうして?」
「だってぼくのとこ、すごく小さいし。
あっほら見て、寝ちゃったよ」
それがその子との出会いなんだけど、
彼は俺にたくさん質問してくるくせに、俺が聞いたことにはほとんど
何も答えないんだ。
それで、俺の飛行機を見ても、これは何?て聞くんだ。ヘンテコでしょ?
「そうか!じゃお兄さん空から落ちてきたの?」
てけらけら笑う。
いくら子どもだからっていったってもっと、
大変だったね、くらい言ってくれたっていいのに。
「あんたも空から来たんだね?お兄さんの星はどれなの?」
て聞くんだ。それで、彼がなんでこんなとこにそんな格好で
しかも平気で
ただひとりきりでいるのかわかった。たぶんだけど。
あるいはもしかしたら普通にこの子も熱でおかしくなってたか。
「じゃあキミは星から来たの?」
だからそう聞いてみたけど、彼はやっぱり答えなかった。
そうやって金髪で色白の細い少年は、
俺が必死にエンジンを分解してなんとかしようとがんばってる横で、
ずっと、彼の星のこととか、ここに来るまでの話をぽつぽつと話したり、
ずっと黙ってたりしてた。
なんでも彼の住む星は、とても小さくて
彼の膝の高さくらいの火山がみっつあるだけで、
ふつうの家よりちょっと大きいくらいらしい。
それで、彼にはずっと、夕日を見るっていうことだけが
心の慰めになったらしい。
彼の星はすごく小さいから、もっと夕日を見ようと思えば、
椅子をちょっとずらすだけでまた見れるんだって。
「ぼくはね、日が沈んでくとこが好きなの
最高でね、44回!44回も日が沈んでくのを見たんだよ!」
それから、
「ほら、さびしいときほど夕日を見たいて思うものでしょ?」
その子は表情をくるくる変える。
「じゃ、そんときはそんなさびしかったの?」
でもやっぱり彼はそれには答えなかった。
5日目に、
ずっと考えてたことがわかったみたいにいきなり
その子は俺に聞いてきた。
「ねぇ、ヒツジってさ、草だけじゃなくって花とかまで食べる?」
「・・・ヒツジは何だって食べるんじゃない?」
「だけど、トゲがあったら?」
「トゲがあったって食うにきまってる」
「じゃあトゲってなんであんの?」
その時俺は、くっついちまったボルトを回すのにもう必死で、
ともかく故障がすんなり直るようなもんでもないってわかってきてたから
もう焦ってた。
飲み水がもう残り少なかったからやばいかもしれない。
そう、だからもう俺は焦ってた。
俺の頭ん中はもう死ぬかもしれないって思ってたわけだから、
トゲとかそんなんが何なわけ?てくらい焦ってた。
「ねぇ、トゲは何のためにあるの?」
その子は答えが聞けるまで何度でも聞く子だった。
だけど
俺はでもボルトとかのことで頭がいっぱいだったから適当に答えた。
「トゲは何の役にも立たない。花はただいじわるをしたいだけ」
「ええ?」
しばらく黙ってたけど彼は怒ったように言い返してきた。
「嘘だよそんなん!
だって花は弱いんだよ?
花はそりゃ何も知らないけど、けど
自分は大丈夫って思ってたいもんなの!
トゲがあれば食べられないって思ってるもんなの!」
俺は返事さえしなかった。
頭ん中は手順の組み立てでいっぱいだったから。
それでもその子は俺の考えを遮るようにしゃべり続けた。
「ねぇ、あんた本気で言ってんの?トゲが意味ないって」
「・・・ちがう。
ごめん・・・俺、何も考えてない。
いいかげんなことを言った。
・・・ねぇだってさ、ほら
すごくだいじなことで頭がいっぱいなもんだから」
彼はびっくりした目で俺を見てた。
「すごくだいじなこと!?」
ハンマーを持って、エンジンオイルで指を真っ黒にしてる俺を
彼はまじまじ見た。
「あんたってさ、大人みたいな話し方するよね?」
“大人”ってものを嫌ってた俺がそんなことを言われるなんか
思ってもみなかったもんだからすごいびっくりした。
正直ショックだった。
でも
彼はほんとに怒っていた。
金髪が風で揺らいでた。
それすらも怒りを表してるみたいだった。
「聞いて!
ヒツジはずーっと前から草や花を食べてたってことでしょ?
トゲだってずーと前から生やしてる。
それが何の役にも立たないなんてことってある?
ねぇ、なんでわざわざトゲを生やしてるかって
考えるのが重要じゃないって言うの?
ヒツジと花の戦いは大事なことじゃないってあんたは言うの?
ねぇ、
ぼくの星にはね、他にはどこにも生えてない、
たった1本しかない花があるんだけど、
・・・わかってんの?
ヒツジが何にも知らないで、
ある日ぱくって食べちゃったら
その花はなくなっちゃうことになるんだよ?
それなのにあんたは、そんなこと大事じゃないって言っちゃうんだ!?」
その子は怒りで震えてた。
「もしも誰かが、たくさんたくさんある星の中のたった1つの星に咲く花を
愛してたら、
そのひとはね、星空を見るだけで幸せになれんの!
だからこう言えんの、
『ぼくの花がどこかにある』
って!
そんで幸せになれんの!
でも
もしヒツジがその花を食べちゃったら、
それはそのひとにとって
ぜんぶの星の光がいきなりばって消えちゃうってことなんだよ!?
ねぇ!
それが大事じゃないって言うの!?」
彼は顔を真っ赤にして叫んで、それでもう何も言えなくなって、
とうとう泣きだした。
俺はハッとした。
俺はずっと自分のことでいっぱいいっぱいで
死にそうなんだからって
そんなことどうだっていいだろ、うるさいな、て正直思ってた。
でも、
俺はとんでもないこと言っちまったんだって気付いた。
この子をすごい傷つけてしまったってわかった。
俺はこの子を深く傷つけてしまったんだ。
“大人”みたいなこと言ってしまって。
俺はその子を思わずぎゅって抱いた。
揺すってやりながらこう言った。
「キミが愛する花は食べられたりしない。
俺がヒツジの口にはめる口輪を描いてあげるし
花のまわりには柵を描いてあげるから
だから・・・
俺は・・・」
でも俺は彼に何て言えばいいのかわからなかった。
どうすれば彼に思いが届くのか
傷ついた彼に何をすればいいのか
俺にはわからなかった。
だからただ抱きしめてさすり続けた。
「ごめん、悪かった・・・・ごめん」
そうつぶやきながら。
もともと
その子の星に咲く花はもっと地味めのやつしかなかったらしい。
それが、ある日、どうしたわけか
ほかのとはまるでちがうやつを見つけて
観察していたら、
大きなつぼみをつけて、とても美しい花を咲かせたらしい。
「あなたはすごくきれいだ」
とその子は話しかけた。
花はやれ動物から身を守るための柵を作れだの
夜風が冷たいから覆いを被せろだのそれは口やかましかった。
その子は言うことをすべて聞いてるうちに
疲れてしまった。
愛していたのに、
何でもするつもりでいたのに。
ただ眺めて香りを楽しんでいればよかったのに
楽しめなくなってしまった。
花のわがままに隠れた優しさを察してやるには
彼は幼すぎたし愛し方がわからなかった。
そして
彼はじぶんの星から出ていくことにしたらしい。
そうやって、修理しながらその子のこれまでのことを聞いていたけれど、
ついに飲み水が最後の1滴になった。
修理もまだ終わらないし、水ももうないから
泉とか井戸を探しに行こうと誘っても、
彼にはぴんとこないようだった。
「あのさ、キツネの話をしてる場合じゃないんだよ!」
「なんで?」
「俺はもう喉の渇きで死んでしまう・・・」
「もうすぐ死ぬんだとしても、
ともだちがいたってことがいいんじゃない
ぼくにはキツネというともだちがいてほんとによかった」
彼にはこれがどれだけぎりぎりの事態なのかわかってないんだ。
だけど
それでも
「ぼくものどが乾いたかも
井戸、
探しに行こう」
とその子も言った。
こうしてふたりどこにあるかもわからないまま井戸を探し歩いた。
何時間も黙ったまま歩き続けた。
そのうち夜になった。
俺は喉の渇きや疲れでもうろうとしていた。
「キミも喉が渇いているの?」
俺が聞いてもその子は答えなかった。
ただこう言った。
「知ってる?水は心にもいいんだよ・・」
俺にはよくわからなかった。
いつもその子は聞き返しても返事をしない。
しばらくしてこう言った。
「星がきれいなのはね
見えないけどこかに花が1本あるからだよ」
こうも言った。
「砂漠がきれいだよね
・・・・砂漠がきれいなのはね
どこかに井戸をひとつ、隠してるからだよ」
そうか、と俺は言った。
「家でも星でも・・・砂漠でも・・・
きれいに見えるのは何かが隠れてるからなんだね」
その子はにっこり微笑んだ。
その子が眠ってしまったんで、俺は彼を抱いて歩き続けた。
すごくたよりなくて、壊れやすい宝物みたいに思えた。
こんなに壊れやすいものは他にないように思えた。
月の光の中、その子の白い額、閉じた瞳、
風に揺れる金髪を見てると、
ほんとに大事な宝物だと言う気がした。
それでも
こうやって目に見える姿ではなく
目に見えない部分にこそ
大事な何かが隠されているのだろう。
それを友達と呼ぶのかもしれない。
この子が俺の心をこんなに捕らえるのは、
きっと、彼の中に1本の花があるからなんだ。
寝ていてさえ、たった1本の花がまるで小さな炎のように、
その子を照らしてるんだ。
その火を
俺は守らなければならない。
ほんの少しの風でも火は消えてしまうような気がして。
そうして歩き続けて俺は井戸を見つけた。
砂漠の中になぜなのかちゃんとした井戸があって、
でもその子がどうこうするには滑車は重そうだった。
だから俺が滑車を動かし、桶をたぐりよせて
彼の唇に持っていった。
「ぼくはこうゆう水がね、飲みたかったんだ」
その子がにっこりする。
そう。
ただの水じゃない。
星空の下を歩き続け、
俺の腕の筋肉を使って滑車をすべらせ水を汲んだ。
だから
何かまるでプレゼントみたいに心に響くんだ。
「どうしたの?何か・・・考えてるよね?」
でも
その子は答えなかった。
俺に言う。
「ぼくが地球に落ちてきたの、知ってるよね・・・
明日でちょうど1年になるんだ」
俺が黙ったままでいると彼は続ける。
「場所もね、ちょうどこのすぐ近くなの・・・」
それを聞くと俺はなぜかわからないまま、
悲しくなった。
「1週間前、キミが俺のところに来たのは偶然じゃなかったんだね
明日ってのも・・・もしかして」
その子は顔を赤くしてうつむいた。
何も答えてくれないけれど、その態度は
そう、と言っているのと同じに思えた。
「ねぇ、なんか・・・嫌だよ」
俺が言う。
「お兄さんにはすることがあるよね
あの機械、直さないと。
明日の晩、ここに帰ってきてくれる?
ここで、待ってるから」
次の日丸一日機械と格闘して戻ると
井戸の近くにその子はいたけど、
蛇がすぐ近くにいた。
俺には毒蛇に思えたから怖くなって
思わず近寄った。
蛇はするりと消えていった。
その子は顔を真っ白にして震えてた。
俺は抱きしめた。
彼も俺の首に手を回して抱きついてきた。
すごく
俺は怖かった。
その時にはもう彼を失う恐怖に現実味を感じていたんだろう。
「お兄さんのひこーき、直ったんだね
よかったじゃんか
これで家に帰れるね」
「なんで、知ってるの?」
その子はやっぱり答えず
でも悲しそうにこう言った。
「ぼくもね、今日、星へ帰る」
俺はそれを聞いて身が凍える思いがした。
やっぱり
と思った。わかってはいた。
でも
あらためて彼の口からそれを聞くと
奈落の底に突き落とされたみたいな気分がした。
震えていたのは俺なのか彼なのか
泣いていたのは彼なのか俺なのか
「・・・お兄さんがくれたヒツジがいる
ヒツジのための箱もある
口輪だってあるし・・・」
その子はそう言って悲しそうにほほえんだ。
もう二度と、彼が笑う声を聞けないんだと思った。
「ねぇ・・・俺はキミの笑う声が聞きたい」
その子は答えなかった。
「・・・大事なことって目では見えないんだ」
「そうだね」
「花のときとおんなじ。
どこかの星に咲いてる花が好きになったら、
夜の星を見ることがうれしくなる。
ぜんぶの星に花が咲く」
「そうだね」
「水のときとおんなじ。
お兄さんが滑車と綱を鳴らしたおかげで・・・
お兄さんのくれた水はまるで音楽みたいだった・・・
覚えてるでしょ?
とてもおいしかった」
「そうだね」
「夜、星を見てほしい。
ぼくの星はとってもちっちゃいから
あれだっていう風には教えられない。
でも、その方が
いいんだ。
ぼくの星はたくさんの星のどこかにあるから
だから
お兄さんは
どの星もすきになる・・・
ぜんぶの星がお兄さんのともだちになる」
その子はまた笑った。
「ねぇ
ねぇ・・・俺はキミの笑う声がすきなんだ」
「それがプレゼントだよ。
水のときとおなじだよね」
「どういうこと?」
「ひとにとっての星の意味って、人ごとに違うじゃない?
航海してるひとにとっては道案内だし
ほかのひとにとってはただ光るもの
学者にとっては研究対象だし
お金に見えるビジネスマンもいる
でも
お兄さんには
ちがう」
「それは?」
「夜の空を見て。
あの星の1つにぼくが住んでて
ぼくが笑っている
てお兄さんは思う。
だから
ぜんぶの星が笑っているように思えるんだ
だからそう
お兄さんにとって
星は笑うものなんだよ」
そう言ってまたその子は笑った。
「お兄さんは最初、さびしく思うかもしれない
でも
それが過ぎ去ったら
ぼくと出会ったことで幸せになれる。
それに
お兄さんはこれからもずっと
ぼくのともだちだ。
お兄さんはぼくと
一緒に笑いたくなる
そしたら
夜空を見上げて
笑えばいい
だから
ぼくはお兄さんにただの星じゃなくてたくさんの
笑う鈴をあげるんだ」
その子はもう1度笑った。
「ぼくも星を見る
ぼくにとって
ぜんぶの星は滑車の回る音をたてるようになる
だから
ぜんぶの星がぼくに水をくれる
すごいでしょ
お兄さんには数え切れないほどの鈴があって
ぼくには数え切れないほどの井戸があるんだ」
それ以上彼は何も言わなかった。
泣いていたから。
「わかって、くれたよね
ぼくの花・・・
ぼくは花に対して
責任があるんだ
あの子はとっても弱いから
いろんなこと知らない子だし・・
何の役にも立たないトゲしか持ってないんだから」
そうしてその子は帰っていった。
俺も直った飛行機で帰った。
俺の生還を同僚たちは喜んでくれた。
俺は夜、星を聞くのが好きだ。
仕事を終えたら食べ物を買いにスーパーに寄り、
帰ってきたらすぐにベランダに出る。
そうして
ぜんぶは見えない星を眺める。
ここは都会で夜でもうすら明るくて
とてもじゃないけどあの子の小さな星なんて見えない。
それでも
俺は星を聞く。
こうして夜空を見ていると
見えない分も含めて、
数え切れない星が笑っているように感じる。
それで俺も
笑うんだ。
小惑星B612に住む、未だ大人になっていない
もうひとりの俺もきっと笑っているんだろう。
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"FLY ME TO THE MOON"
Fly me to the Moon
And let me play among the stars
Let me see what spring is like
On Jupiter and Mars
In other words hold my hand
In other words... Darling, Kiss me
Fill my heart with song
And let me sing for evermore
You are all I long
For all I worship and adore
In other words please be true
In other words... I love you
Only you....
(妄想 星の王子さま 編 おわり~)
:文献:
サンテグジュペリ著、池澤夏樹訳『星の王子さま』(集英社文庫)、2005年
:歌:
FLY ME TO THE MOON
(あとがき)
嵐にしやがれのキャンプのコーナーで、
最近は外食もしないで
スーパーから帰ったらずっとベランダにいる
という発言を聞いたとき、星の王子さまというワードが浮かびました。
そこで急いで取り寄せて読みました。
本当は主人公はヒツジの絵が上手に描けない翔君がいいのかもしれないけれど、
どうしてもベランダにたたずむ彼こそが星の王子さまとしたかったので
このような形になりました。
No.607|小説|Comment(0)|Trackback